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こうへい先生のインプラント思想

~インプラントは、「待つ勇気」と「骨を生かす設計」で決まる。~

インプラント治療は、新しい技術や器材が次々と登場します。しかし私が診療を続ける中で感じるのは、「派手なテクニックより、骨の生物学に忠実であること」が長期的な成功につながるという確信です。以下に、私がインプラント治療において大切にしている考え方をまとめます。

01 骨縁下埋入とプラットフォームスイッチングで、インプラントを骨が守る状態をつくる

インプラント体を骨縁下に正確に埋入し、プラットフォームスイッチングを活用することで、インプラントの肩の部分に骨が乗り上げてくる状態を意図的につくります。(下の画像参照)これにより骨吸収が起きにくくなり、長期的な安定性が劇的に高まります。インプラントの直径が太くなるほど、この恩恵は大きくなります。正しく設計されたインプラントは、ダメになりようがない状態に持っていける——これが私の出発点です。

 

 

 

02 即時仮歯は、リスクを冒してまでやる必要はない

近年、埋入直後に仮歯を入れる「即時仮歯」が注目されています。確かに患者さんの満足度は高い。しかし私は、「1ヶ月待てばISQは十分に上がる」という事実を重視しています。初期固定が安定してから仮歯を入れる方が、インプラントへの余計なストレスがなく、結果として長持ちします。急ぐ必要のないリスクは、取らない。それが私の判断基準です。

03 ショートワイドインプラントが、これからの主流になる

「骨が少ないからインプラントは無理」と言われてきた患者さんに、私が多用しているのが直径5mm・長さ5mmのエクストラショートワイドインプラントです。2回法でしっかり待てば、驚くほど安定して骨結合します。無理に長いインプラントを入れなくても、適切な設計と待機期間があれば、ほぼどんな症例にも対応できる——そんな可能性を、毎日の診療で実感しています。手術時間が短くなることも、患者さんの負担軽減につながります。

佐渡 インプラント レントゲン
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